【積立NISA】投信積立は価格変動が大きい商品ほどリターンが大きくなる!?

6月10日の日経新聞25面にこんな記事がありました。

www.nikkei.com来年から始まる積立NISAを見据え、投信積立にどのような投信を選べばいいだろうか、という記事です。

 この記事によると、投信積立の場合、債券重点型のような安定性の高い投信より株式重点型のような価格変動の大きい高リスク投信がリターンが大きくなるそうです。

ドル・コスト平均法で価格変動を効率的に捉えていく

投信積立のメリットは少額から購入できることと購入機会を複数に分け継続的に買付することが挙げられます。

後者がいわゆるドル・コスト平均法ですね。詳しくはこちらをどうぞ。

投資信託とドルコスト平均法

簡単に言うと、120万円分を1回で買うのではなく、10万円を1ヶ月に1回、年12回に分けて買う方法です。

このように、購入機会を分けることによって、平均買付価額を低く抑えることができます。

例えば1回目の単価が1万円、2回目が9,000円だとしたら平均買付価額は9,500円になりますね。

こんな感じで繰り返していくと結果的に1回にまとめて買うよりも高値づかみしにくくなります。

ただ、最初に買ってから基準価額が右肩上がりであれば平均買付単価もどんどん上がってしまいます。

ここまで、説明すればタイトルについてピンと来る方もいるのではないでしょうか。

価格変動の大きい高リスク商品であれば、基準価額が下がった時には多くの口数が買えて、値上がりした時には購入口数が減って高値づかみをしにくくなる、という理屈です。

ただし、当然、基準価額が値上がりする前提になります。

 

では、実際に見てみましょう。

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 *2017年6月10日(土曜日)朝刊 25面より

 

左図がリターン、右図が基準価額です。

三井住友DC年金バランス70という投信が株式重点型、同バランス30が債券重点型です。

基準価額を見ると違いがはっきりでていますね。

株式中心のバランス70はリーマンショックで大きく下落しています。しかし、世界経済の回復とともにバランス30を追い抜いて反発しています。

この下落した際に購入口数が増え平均買付価額を低く抑えることができたのでしょう。

その結果、現時点でのリターンはリスクを抑えたバランス30よりも上回っています。

ただし、今回比較している投信は株式重点型のバランス70でも公社債保有していたりインデックスだったりとガチガチに"高リスク"というわけではありません。

投信積立をするなら極端に守りに入るよりも程よいリスクを取ってもいいのでは?といった感じですね。

実際、僕も株式型投信へ積立を行なっていますが、暴落していた去年も積立を続けた結果、現在は大きく含み益が出ています。

とにかく辛抱が大事ですね。参考にしていただければと思います。